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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№140📕怖いヘビも実は天敵だらけだった

お元気ですか。少年シニアです。本年もどうぞよろしくお願いします。

本ブログを始めて1年半。宇宙の成り立ちからスタートし、ようやく1億4千万年前

白亜紀の地球までたどり着きました。

白亜紀は恐竜という爬虫類が巨大化しこの世を謳歌した時代でしたが、一方トカゲか

ら脚を退化させ地中にもぐりこんで陰ながら進化していったのが「ヘビ」でした。

ヘビは少なくとも1億3千万年前の白亜紀には地球に姿を現していたことが、化石に

よって証明されています。

 

最新ヘビ学入門―90の疑問

最新ヘビ学入門―90の疑問

 

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 ヘビというと、非常に攻撃的で恐ろしい生き物という印象をもちますが、実は防御を基本とした生き物のようです。というのも、ヘビの回りには天敵だらけなのです。

信じられないことに、無脊椎動物の中にもヘビを捕食するものがいます。例えばタランチュラ。タランチュラは小型のマムシ類を殺すに十分な毒をもっています。またサソリも小型のヘビを食べますし、ヒアリはヘビの卵にとって大きな脅威となります。

また、空からはヘビ喰いワシをはじめ多くの鳥類がヘビを狙っています。

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 水中や水辺では肉食魚類やカエル、カメ、ワニなどがヘビを狙っています。そして。何と言っても最大の天敵は、異なる種のヘビです。同じ形のヘビはスムーズに食べれる理想的な食べ物なのです。3.9mのキングコブラが2.4mのニシキヘビを飲み込むといいます。ヘビの回りは他のヘビも含め天敵だらけなのでした。

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 「ヘビは最初は臆病者、次は空威張り、最後は勇敢な戦士となる」と言う言葉があるそうですが、言い得て妙ですね。

空威張りの部分でいうと、クビワヘビは尾をきつく巻いて裏側の鮮やかな赤や黄橙色をさらして頭のように見せかけ、頭が2つあるようにして相手を威嚇するそうです。ヘビにとって頭部は大切な部分なので、尾を頭に見せかけることで本当の頭への攻撃を回避させる狙いもあるようで、なかなかの知恵者です。

また、シシバナヘビは身をよじらせて悶え苦しみ食物も吐き出し、挙句の果てには仰向けになり死んだふりパフォーマンスで相手を気味悪くさせて身を守ります。

これらのパフォーマンスを見ると「お主役者やのう」と声をかけたくなりますね。

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 ヘビ使いは様々な方法で臆病なヘビをなんとか空威張りさせるように仕向けるそうです。長時間壺にヘビをいれておいて、いきなり蓋を開け暗いところに明るい光をあて刺激させたり、笛を吹きながら笛を上下に大きくヘビの目の前で揺らしてヘビを挑発するのもそのせいだといいます。(実は笛の音にはヘビは反応せず、笛のトリッキーな動きに反応しているそうです)。

ヘビは恐れられ忌み嫌われることの多い生き物ですが、ヘビの立場にたてばヘビ自身も戦々恐々と生きているようなので、今後はその点も考慮してみてあげてください。

 

 ↓ 確かにこの動画を見ていると笛を上下に大きく揺らしていますね


インド アンベール城の蛇使い