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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№130.📕恐竜はいまなお生きているというお話

お元気ですか。少年シニアです。

6600万年前、巨大隕石の落下によって恐竜は絶滅したことになっているのですが、

どうもそうではないようです。

恐竜は鳥の姿になって今も私たちの世界に棲んでいるという。鳥の祖先は恐竜だった。

私はこのことを初めて知った時は、もう「びっくりぽん」だったのですが、こんな

ことはもう小学生でも皆知っているらしい。時代は進んでいるようです。

 

そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎

そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎

 

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 鳥の恐竜起源説は、1970年代になってオストロムという学者が、デイノ二クスという小型の恐竜の手首の一部に肉食恐竜と鳥類だけにみられる構造があることに気付いたことから世間に認識されるようになったのですが、実はダーウィンが進化論を出したころから一部の者でささやかれていたようです。

ただ、それを裏づけるものが乏しく世間に浸透することはありませんでした。ところがオストロム説については、1996年に中国で羽毛をもった肉食恐竜シノサウロプテリクスの化石が発見されたことで、俄かに信憑性を増し、その後、どんどん鳥と恐竜との類似性を示す事実が明らかになってきたのです。

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 まず共通点として指摘されているのが「胃石」の存在。植物食の恐竜は、植物をすり潰すために胃に石をため込んでいたそうですが、実は鳥にもこの胃石をもつものが多いそうです。ただ、あまり溜め込みすぎると体重が重くなってしまい飛べなくなってしまうので、恐竜時代よりかなりその数は減らしているようですが・・・。

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 次に雄も育児に参画する鳥と同様の恐竜が存在していたということ。子育て恐竜として最も有名なのはアイアサウラという恐竜で、茶碗のように周囲が盛り上がった地形に15個ほどの卵をうみ、卵を温めて孵化させたうえで、鳥のように赤ちゃんに餌を与えていたそうです。

また鳥類に近い恐竜と言われたトロオドンの卵の形は、現在の鳥のように非対称形だった(これにより転んで潰れることを防ぐ)そうで、鳥類が存在する前に、恐竜は鳥の特徴的な項目を獲得していたことがわかります。

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 なぜ恐竜たちは自ら翼をもって空中に棲息領域を拡大していったのでしょうか。

こちら地上の恐竜同士の激しい戦いの中で、空に逃げ出すことで生き残りを目指したという「弱者進化」の説と、肉食獣の多様化の中で、より攻撃力を増すために空を棲息領域に加えていったという「強者進化」の説があって、まだ確固たるものはわかっていないそうです。

またどうやって鳥の祖先の恐竜が翼を獲得し飛翔能力をもつようになったのかも不明です。地上を走っているうちになのか、木から滑空しているうちになのか、木登りをしているうちになのか・・・。

最初の鳥と言われる始祖鳥は、飛翔するための筋肉が発達しておらず、滑空はできても、自由に翼をあやつって飛ぶことはできなかったとも言われており、鳥への進化は謎がまだまだ残されています。そんなことから、鳥は恐竜の祖先であることに対して懐疑的な学者も多いそうです。

次回、もう少し鳥と恐竜の関係を掘り下げていきます。