少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№123📕恐るべし!児童向け恐竜本

お元気ですか。少年シニアです。

恐竜は今も昔もこどもに大人気。だから図書館の児童向け図書に置いてある恐竜の

本の何と充実していることか。そして何と読み応えがあって専門的なことか。

そこで見つけたのが、本書のマンガでわかる恐竜の世界「プラテオサウルスと三畳紀

の古生物」です。

恐竜といえば、三畳紀の次の時代であるジュラ紀やその後の白亜紀が有名で、大半の

恐竜本は、この時期のものが圧倒的に多く 三畳紀の恐竜本は極めて少ないのが実情

です。そんな中、児童向けに三畳紀を舞台にした恐竜本があるのは驚きです。

プラテオサウルスと三畳紀の古生物 (マンガでわかる恐竜の世界)

プラテオサウルスと三畳紀の古生物 (マンガでわかる恐竜の世界)

 

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 マンガの主人公は、恐竜初期の大型草食恐竜の「プラテオサウルス」の雌。物語は、主人公の母親が砂漠から少しでも水のある場所に移動して、巨大な針葉樹の根元に巣作りの場所を見つけるところから始まります。

穴を掘って十数個のほどの卵を産み、土をかぶせると、しばらくは外敵が卵を狙ってやってこないを見張っています。でもか弱い赤ちゃんが出てくる頃、母親はご対面もせずに赤ちゃんの後を去っていきます。この赤ちゃんが本書の主人公です。

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そんなわけで、主人公は親に全く頼らず、この過酷な世界を生き抜かねばなりません。でもこの子は知っているのです。身体を隠すこと、うんと注意深く行動すること、自力で食べ物を見つけなければいけないこと。そうしなければ生きていけないことを。

彼女はこのことをしっかり守り、時には単独で、時には集団の中で、餌を求めて移動を続けます。そして繁殖期にはしっかりとした雄を見つけ、子どもを産み、母親と同じように卵がかえるのを見届け桁上で、子どもを置いて再び旅に出ます。

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本書は、単なる漫画本ではなくて、後半は三畳紀の地球や他の生物についての解説がされています。これが実にコンパクトにかつ分かりやすくまとめられているのが、素晴らしいところです。

ペルム紀の大量絶滅で崩壊した海の世界を救ったのは、六枚珊瑚だったこと。二枚貝

 が繁殖して礁を形成し海生爬虫類の餌になったこと

ペルム紀時代は一つにまとまっていた超大陸パンゲアが、三畳紀に入ってローラシア

 とゴンドワナの2大陸に分裂しかかっていたこと。

・草食恐竜の命をささええていた植物は銀杏やソテツなどの針葉樹が生繁っていたこと

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 単に恐竜について知るだけでなく、恐竜がいたときの地球や他の生物との関連も知ることで、より恐竜を身近に感じることができる。

この児童向けの恐竜本にそんなメッセージを感じました。

 

 ↓ この動画では、プラテオサウルスは完全にアウエー

  少し気の毒になりました。 


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