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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№122📕 サラリーマン化石ハンター 首長竜を発見

お元気ですか。少年シニアです。

2006年「ドラエモンのび太の恐竜」と映画が上映され、そこで首長竜フタバスズキ

リュウの子供である「ピー助」が登場します。

フタバスズキリュウというのは、約8500万年前に日本近海に生息していたと言われた

首長竜で実は恐竜ではありません。1968年に福島県いわき市で当時高校生だった

鈴木直氏が化石を発見したので、この命名とあいなったのです。

自分の名前のついた化石を発見することは 化石マニアの最大の名誉だそうで、本書

の宇都宮氏も、新たな首長竜の化石を発見してこの偉業を達成した人なのです。

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 首長竜は、翼竜や魚竜と同様の大型爬虫類で、約2億1000万年前(三畳紀後期)頃から、地球に登場しました。体長は最大のもので 15m。日本国内で見つけられたものでも11mの大きさのものがいたようです。

首長竜と言うくらいですから、首の長さは尋常ではなく、体長の半分以上を首が占めます。どうして、こんなに首が長く進化したのかは、まだ明らかになっていません。まだまだ謎が多いのが、首長竜です。生息場所は海の中でした。

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 2004年 伝説のサラリーマン化石ハンターである著者は、アンモナイトの発見を目的に鹿児島県北西部 水俣湾に浮かぶ獅子島に上陸しましたが、そこで20cmを超える大型動物の骨を発見します。

直観的にこの骨の重要性を感じた著者は、撮影した写真も含めた資料を恐竜に詳しい専門家に送付したところ、骨の緻密度が薄いことから、これは水に棲む動物の特長であることが明らかになりました。

さらに行政とも連携して、化石が出土したところをさらに発掘したところ、背骨のようなものや歯も続々と出土してきて、首長竜の化石であることが確定しました。

2006年 1月29日 この化石はサツマウツノミヤリュウと命名され、化石ハンターの最大の名誉である自分の名前がつけられました。

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 宇都宮氏は、化石採集には4つの愉しみがあると言います。それは

① 宝探しの愉しみ 

②クリーニングの愉しみ 

③発見したことを専門誌などに発表する愉しみ 

④化石を通じて様々な人と出会える愉しみ

 だそうです。

確かに大古の世界を想像しながら、どんな化石が出てくるかわくわくし、首尾よく大発見につながれば、自分の名前を後世に残すことができる。そして同好の志がどんどん増えていく、こんないい趣味は中々ないかもしれません。

宇都宮氏はその後、金沢に転勤されましたが、金沢近くの「白山」も恐竜化石の宝庫と言われているようで、氏の採集活動は、ますます広がっていきそうです。

 

⇩ ビデオレンタルでもう一度見る予定です。


[のび太の恐竜2006]劇場予告編 - YouTube

 

 ⇩ 身体は大きいけれど何かユーモラスで可愛い?


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