少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№120📕恐竜はそろっと地球に登場した

お元気ですか。少年シニアです。

恐竜は三畳紀からこの世に登場しますが、当然のことながら最初から地球上を闊歩した

わけではありませんでした。恐竜の全盛期は、三畳紀の後のジュラ紀白亜紀になって

からです。三畳紀は、いわばペルム紀末の大量絶滅を辛うじて生き延びた小勢力同士た

ちによる戦国時代、哺乳類型爬虫類のキノドン類をはじめ、爬虫類もワニ類や魚竜類・

翼竜類・そして恐竜類と勢力は分散していました。そもそも恐竜と言っても、最古の

恐竜といわれているエオラプトルの想定体長はわずか1m。これでは地球の支配者に

いきなりはなりえないでしょう。

恐竜博物図鑑 (ネイチャー・ハンドブック)

恐竜博物図鑑 (ネイチャー・ハンドブック)

 

                                                        🐉   

 約2億2800万年前に地球に登場した最古の恐竜「エオラプトル」の化石が出てきたのは、アルゼンチンのパタゴニア地方。この地層には、エオラプトル以外にも多くの恐竜の化石がみつかっているそうで、恐竜のふるさとは、南米だったんですね。

ちなみにエオラプトルは2足歩行で肉食動物だったそうですが、歯を調べてみると、上あご前方の歯は、植物が噛みやすい木の葉状の形をしており、雑食性だった可能性もあるとのことです。

                                               🐉     🐉

 ちなみに恐竜の定義は、ある本によると「体の下に足がまっすぐ伸びた爬虫類」とのこと。一般的なトカゲやワニは、足が体の側面からひろがっているので、そこが違う。エオラプトルは2本足で歩行していたらしいのですが、これは足が体のまっすぐ下にある構造ゆえに可能ということになります。

よく海にいた魚竜や空を飛んでいた翼竜も恐竜と混同しがちになるのですが、この定義からすれば、恐竜とは言えません。

             🐉     🐉     🐉

 こうして2本足でちょろちょろ歩いていた恐竜ですが、次第に体を大きくしていきます。エオラプトルとほぼ同じ時期にアルゼンチンにいたとされる「ヘルレラサウルス」は体長が約3mで、2本足で俊敏に動く肉食のハンターだったと言われています。

そして、その1千万年後に登場したプラテオサウルスの体長は8m、そして特筆すべきは、この恐竜は草食で、かつ4つ足で歩行していたということ。大きな体を支えるために4つ足の構造になったのでしょう。

           🐉    🐉    🐉    🐉

さらにその1千万年後には体長18mもの大型草食恐竜であるレッセムサウルスが登場。確実に全盛を迎えるジュラ紀にむけての基盤がつくられていった模様です。

 ローマは1日にしてならず。

三畳紀の恐竜は徐々に地球の支配者になるべく、力を蓄えていったのでした。

 

 

⇩最古の恐竜「エオラプトル」は、こんな感じで自分より大型の肉食獣から身を守り厳しい時代を

 生き抜いてきたのでしょうか。


Dinosaur Revolution | Eoraptor Mating Crasher ...