少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

この一年で知ったこと・感じたこと

 お元気ですか。少年シニアです。

本日で、このブログもスタートから1年たちました。飽き症の私にしては よく続

いているものだなと思います。「生命の勉強」を終生のライフワークとして決めたも

のの、おっかなびっくり始めたのが正直なところ。でも、この稚拙なブログを読んで

いただいている方の存在、スターやコメントを頂いている方の存在が、継続の原動力

になっています。心から感謝いたします。

             

本ブログは「我々はどこから来て いまどこにいて これからどこに行こうとしてい

るのか」を自分なりに探り当てたくてスタートしたのですが、その契機になったのは

「137億年の物語」(クリストファー・ロイド著)という本でした。宇宙・生命・人類

の歴史が、理科と社会に分断され教えられている従来の学習書に疑問を感じたロイド

氏が、これを一冊にまとめ、こどもたちにも理解できるように物語化したものです。

それで、よし!私も自分なりの137億年の物語を描いてみようと考えたのが、丁度一年

前のことでした。

137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史

137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史

 

 一年間、自分なりに勉強してみて、様々な発見や気づきがありました。

まずはインプットということで、著名な方から新進気鋭の学者 中にはアマチュアの

愛好者の方の著作まで読みましたが、いずれも予想以上に面白かった。そこで語られ

る内容のみならず、科学者の事象に対する見方や考え方 研究対象への情熱がびんび

ん伝わってきました。あと、科学者の方の文章の上手さには脱帽しました。

専門的な内容だからこそ、わかりやすく伝えようというマインドを強く感じます。

この1年で学んだことの中で、特に強い印象をもったものを列挙してみます。

 

我々が属する銀河系には数千億個の星があり、銀河系のような集団が数千億ある      

 という。宇宙は途方もなく広大で、さらに宇宙は膨張を続けていることを考えると

 どこかに我々のような知的生命体がいると思わざるをえない。

 

ビッグバンによって宇宙空間が加速的に広がった。水素ができ、さらにヘリウムと

 いう具合に軽い元素から次第に重い元素が宇宙空間に広がっていった。

 

元素は星の形成と崩壊によって発生し、その元素同士の化学反応によって、約40億

 年前に地球上で生命が誕生した。生命は宇宙の塵を材料にしてつくられており、自

 分の身体も宇宙の塵である化学物質でできている。我々と宇宙はつながっている。

 

原始地球には、酸素が殆どなく生命も嫌気性の単細胞生物だった。しかし約27億年

 前光合成で酸素を排出するシアノバクテリアが出現し、次第に地球は酸素を含んだ

 大気に包まれるようになった。地球を変える力をもつのは人類だけではなかった

 

単細胞の原始生物が、酸素をエネルギーに変換するミトコンドリアをとりこみ共生

 することでパワーアップし多細胞生物への道・生物の多様化の基盤をつくった。

 生物は競争だけでなく共生によって生きる。我々も大腸菌共生して生きている。

 

人間は実に約60兆の細胞でできていると言う。そして、その数百〜千倍のミトコン

 ドリアが存在して、そのおかげで我々はエネルギーを得ることができている。

 

DNAの塩基は、アデニン・チミン・シトシン・グアニンというたった4種類で

 構成されている。この配列と数の違いで多様な生物が形づくられている。それは,

 すべての生き物が共通した構造をもち一つの生命から進化したことの証でもある。

 

生命の進化は徐々に進むのではない。時に生命を脅かす大異変が起きることで、

 それまでの支配者が絶滅し、その後多様化が進み今まで以上の進化が起きる。

 大きな秩序の破壊は、新たな世界のはじまりでもあるのだ。

 

どんな生物にも生きるがための知恵がある。植物のタネの発明や、動物の殻のある

 卵もそうだ。乾燥から身を守り、子が成長しやすいところに配置されるように設計

 されている。何という深遠な配慮だろう。

 

 その他にも学んだことは多々ありましたが、自然を眺め、真理を明らかにしよう

 としている人間なるものが一番興味深い存在だと思っています。最後は、ここに

 いきつくブログになると思います。しかし人類の登場はまだまだ先のお話、

 次回から、爬虫類・恐竜の時代といわれる中生代(約2.5〜0.65億年前)にちなんだ

 生命のお話にはいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。