少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№100〜111 石炭紀・ペルム紀のまとめ

 お元気ですか。少年シニアです。

下記の表紙を飾っている二等辺三角形の頭をもった生き物は、石炭紀に棲息した

「ディプロカウルス」という両生類の姿です。この時代は、まさに両生類全盛時代

で、様々な種のものが現れたようですが、それにしてもこんな風変わりな生き物が

いたとは・・・・。 今回は石炭紀ペルム紀の1億年間のまとめです。

石炭紀・ペルム紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))

石炭紀・ペルム紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))

 

                                                                            🌏

 石炭紀からペルム紀の1億年間を、生物の側から一言でいえば「棲息領域の拡大」となります。不毛だった大陸がシダ植物に覆われ森が形成されたことで、海から上陸してきた節足動物の住処が飛躍的に拡大したのです。

               🌏     🌏

 それだけではありません。大陸を覆った植物は大量の酸素を放出し、節足動物の大型化を促しました。また節足動物の一部は翅という空中を支配できる強力な武器を手にしました。これにより昆虫は節足動物門のトップの座を占めるようになりました。

             🌏    🌏    🌏

 脊椎動物で最初にリードしたのは両生類でした。水辺には小魚や甲殻類などが、また陸でも様々な虫がいて、食糧には事欠かなかったでしょう。両生類の大型化多様化が進み、石炭紀の時代を支配しました。

           🌏    🌏    🌏    🌏

 しかし、約3億年前、ペルム紀にはいると超大陸パンゲアの形成により、次第に大陸内は乾燥化します。植物は乾燥化への対策として「種子」をもつ裸子植物が登場、また脊椎動物の中には殻の卵を産んで乾燥に強い爬虫類が両生類から進化してきます。乾燥化が動植物の進化をうながしたのです。

         🌏    🌏    🌏    🌏    🌏

 一方、海の中では、それまでも海を支配していた鮫たちが益々多様化し黄金時代をむかえていたようです。頭にマイクのようか形をした突起のある鮫や、背中にアイロン台のようなものをもつ鮫が登場しています。

        🌏     🌏     🌏     🌏     🌏     🌏

 石炭紀ペルム紀前半の陸海空の棲息領域は、いずれも生き物にとって比較的生きやすい環境だっようです。しかし次第に超大陸化形成による海底地殻・大陸地殻のきしみは頂点に達します。地球史上最大の火山爆発がシベリアで発生。これにより大量の二酸化炭素・メタンハイトレードが放出、温暖化が急激に進み種レベルで96%もの生き物が絶滅しました。古生代から生き続けてきた三葉虫も、ついにこの異変により絶滅。また新たな生態系の中で、生き物のドラマが始まることとなりました。

ここから地球は、爬虫類の時代である中生代へと進んでいきます。