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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№110📕再び超大陸へむかっている地球

お元気ですか。少年シニアです。

命あるものは、自らの意思や本能で伸びたり動いたりします。

とすれば、地球も生き物なのでしょうか。

約3億年前の地球は今ある大陸が全てひとつに集まっていました。

パンゲア大陸です。でも、その数億年前は、そうではありませんでした。

また今もそうじゃありません。そうです。大陸はプレートテクトニクスと言われる

地殻変動により、一定期間内に離合集散しているのです。

超大陸―100億年の地球史

超大陸―100億年の地球史

 

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 この大陸移動説をぶちあげたのは、ドイツの気候学者ヴェーゲナーでした。アフリカ大陸の東岸と南米大陸の西岸をあわせるとジグゾーパズルのように合致することに気づき、以前は大陸同士がくっついていたのではないかという仮説をたてます。そして互いの大陸に同じ生物の化石が複数発掘されたことを突き止め、1912年に学会に「大陸移動説」として発表したのです。

 当初この説は一笑に伏されますが、その後様々な物証が出、中央海嶺の裂け目からでた地殻がそれぞれ遠ざかっていることが最終的な決めてとなって、大陸が1年間に数㎝単位ながら動いていることが明らかになりました。

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 こうした大陸の移動は、地球の気候に大きな影響を及ぼします。3億年前にパンゲアが形成される過程では、まず大陸のぶつかり合いにより山脈が形成され、山脈の形成により気流の流れに変化が生じ大雨が降り注ぎます。

大雨は大陸を侵食し川を形成し河口には肥沃な堆積地をつくります。その中で植物が繁殖し森を形成し、様々な生き物に豊かな住処を提供しました。

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 ただ良いことだけではありません。内陸部の拡大により激しい乾燥化が進み,不毛な地が広がります。二酸化炭素の濃度は恐らく今の5倍に達し気温は上昇、生物は少しでも環境のいい場所を確保しようとして、生存競争は次第に厳しくなります。

 そして、ついに地球全体が悲鳴をあげ、地球史上最大の規模といわれる「ペルム紀の大絶滅」が起きます。この大絶滅の詳細については、次回にふれます。

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  ところで、現在は徐々に各大陸が再び集まっている時期にあたり、約2.5億年後には再び超大陸が形成されるそうです。アメリカ大陸はどんどん日本に接近、オーストラリアも北上してきます。ハワイももっと早く日本に接近、そして日本自体もユーラシア大陸に吸収されるでしょう。

この未来の超大陸は、「ノヴァパンゲア」とも「アメ―ジア」とも既に命名されているそうですよ。恐らくその時まで人類は存在していないでしょうが、地球はそんなことにはわれ関せず、粛々と大陸を移動させ新たな環境を形成していくのでした。

 

⇩6億年前〜1億年後の大陸シミュレーションです。


Earth 100 Million Years From Now - YouTube

 

⇩再び超大陸となる2.5億年後の大陸シミュレーションです


Earth 250 million years from now - YouTube