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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

【番外編】動物の原点 海綿の多様性

海に暮らす無脊椎動物のふしぎ 歩くホヤ、夜遊びする貝、踊るクモヒトデ……沖縄の海に生きる動物たちのびっくり仰天!な生き方 (サイエンス・アイ新書)

【使用教材】海に暮らす無脊椎動物のふしぎ 著者 中野理枝 2011年6月刊ソフトバンククリエィティブ   

                      

 この世に最初に現れた動物は、海を住処とした無脊椎(むせきつい)動物です。

 初期の無脊椎動物の身体は小さくて柔らかく単純な構造をしていたようです

 しかし、長い時間をかけて、この無脊椎動物は、凄まじい勢いで多様化して

 いきます。動物界の種の実に97%は無脊椎動物が占めるのです。

   いまだにこの地球は、無脊椎動物が支配する世界と言ってよいでしょう。

 

 無脊椎動物は、頭も脳もないものから、節足動物のように神経をもつもの、

 また蜂や蟻のように社会的な規範をもつものまで実に多様に存在します。

 現在でも最初に登場したときとほとんど進化せず、生きているものも多く

 存在します。海綿動物や刺胞動物などが、これにあたるでしょう。

 しかし、頭や脳がないのと生命力とは全く無関係です。生きるための戦略を

 単純な無脊椎動物もきっちり持っているのです。

 

 先カンブリア時代、最初に登場したのは、前回ご紹介したくらげのような

 「刺胞動物」と、「海綿動物」と言われています。

 海綿動物は、一見植物のように見えますが、れっきとした動物です。

 体表には小孔という穴があって、この穴から水を吸い込み、その水中に

 含まれている細菌を捕まえ栄養としているのです。

 大きいものだと、小さなエビのような甲殻類も餌にしているようです。

 水は大孔という開口部から排出されるしくみになっています。

 

 単純な構造の海綿動物ですが、その種は1万5千数にも及びます。

 これはクラゲやイソギンチャク・サンゴが属する刺胞動物門の

 1万1千よりも多く存在するのです。

 こちらの動画は、英語で解説されていますが、海綿動物のふしぎさが

 よく伝わってきますのでアップしました。

 


Four new species of carnivorous sponges: Adapting ...

 

海綿動物をはじめ、海に棲息する無脊椎動物を早回しで再生したものがこちら。


The Ghost Of A Saber Tooth Tiger - Xanadu - YouTube