少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№45〜58 生命の本質について まとめ

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約38億年前に始まった生命の進化の物語 。

ビーグル号で世界を航海し、生命の共通性と多様性を目の当たりにしたダーウィン

彼はこの航海で生命が共通の祖先から枝分かれして進化したことを確信した。

そして航海後23年を経て「種の起源」を発表し自然淘汰による進化論を公表した。

その時の環境に有利な身体の遺伝子をもつ個体が生き残り進化したというモデルだ。

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遺伝子は、どのような形で個人の身体に影響し、子どもに受け継がれていくのか。

そもそも遺伝子はDNAに存在するのか、タンパク質に存在するのか。

様々な科学者の努力によって、DNAこそが遺伝子であることが明らかになった。

更にDNAは2重らせん構造になっていて、その鎖がほどけて複製されることも。

このことを明らかにしたのは20歳台半ばの若きワトソンとクリックだ。

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遺伝子は生命の主役ともいえるタンパク質の設計書だった。

遺伝子は一反RNAに転写された上で、タンパク質の製造工場のリボソームに送られる。

ここで厳しい品質のチェックを受け、はれてアミノ酸ができ繋がっていくのだ。

こうしてタンパク質は合成され、様々な場所に移り身体を作りあげていく。

またタンパク質は酵素になって代謝を促進したり免疫となって外部から身を守る。

我々の身体の70%は水だが、タンパク質は15%前後でこれに次ぐ。

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生命の基本単位は細胞で、あたかも意志をもっているかのごとくにふるまう。

時に、全体の命を優先する為に自らの細胞を分解して殺していくのだ。

また、ひとつの細胞には数十のミトコンドリアが存在する。

ミトコンドリアは、酸素をエネルギーに変えてくれる貴重な細胞小器官だ、

ミトコンドリアの祖先はバクテリアで、酸素を嫌う古細菌共生関係を結んだ。

酸素を引き受けて酸素をエネルギーに変換することで古細菌に利益をもたらした。

マーギュリスは、生命は自然淘汰という競争による進化のみならず、

共生という協調関係により生命は発展し多様化するというモデルを提唱した。

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いずれにしても生命の誕生は謎に満ちている。

17世紀まで小動物は自然発生的に湧いてくると信じられていたくらいなのだ。

パスツールが生命は生命からしか生まれないことを証明したが、

自然発生論を我々は笑えるであろうか。

なぜなら、一番最初に誕生した生物はどうやって生まれたのかは未だに謎なのだ。

物質が化学合成してアミノ酸をつくり、それが繋がってタンパク質となり

立体構造になった時に、機能が働き生き物になったという説が有力だ。

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生命には生きている故のはかなさがある。

ネイチャーライター レイチェルカーソンは畏敬の念をもって生命の死も賛美した。

その生態をつぶさに眺めれば眺めるほど、不思議さは増していく。

それが生命であることをカーソンは繰り返し我々に訴えている。