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№44📕岩石と鉱物はどう違うかについて

ときめく鉱物図鑑 (Book for discovery)【使用教材】ときめく鉱物図鑑 監修 宮脇律郎 2012年5月刊  山と渓谷社

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 今回は少し肩の力を抜いて鉱物にときめきたいと思います。水の地球と言われますが、体積では圧倒的に岩石でできています。したがって岩石・鉱物を理解しなければ地球を理解したことにはなりません。さていきなりですが問題です。岩石と鉱物の違いは何でしょうか? 実は私もこの本を読むまでは知らなかったのですが (-_-;) 

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 答えは、鉱物は岩石を構成する各々の物質であるということです。鉱物は、ほぼ一定の化学組成と原子配列(結晶構造)をもちます。そのため鉱物は化学式であらわすことができます。(水晶SIO₂など)   また化学組成が同じでも結晶構造が変われば違う鉱物とされます。最も有名なのが化学式C(炭素)のダイヤモンドと石墨です。最初聞いた時は信じられませんでした。

地球には4200種類もの鉱物は存在すると言われています。そして鉱物が集まったものが岩石です。なので岩石を化学式であらわすことはできません。例えば大陸地殻の主要岩石である花崗岩は、黒雲母・長石・石英などの鉱物で構成され、海洋地殻の主要岩石である玄武岩は斜長石・輝石・硫鉄鉱などの鉱物で構成されています。

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 岩石にときめく人はあまりいないようですが、鉱物にときめく人は結構いるようです。特に古来より権力者は、権力を行使して鉱物を集め身を飾りました。青金石とも言われるラピスラズリは身に着けていると凶事から守られるとされ、特に人気があったようです。ツターカーメンのマスクでも使用されています。

ラピスラズリは権力者のみならず芸術家にも愛されたようで、「石っこ賢さん」と言われた鉱物愛好家の宮沢賢治も、瑠璃(ラピスラズリ)の深い青空に例える作品を書く一方、妹の死を悼む「オホーツク挽歌」では、深い悲しみでみつめる波を「ずいぶんひどい瑠璃液だ」と表し心象風景を表現する素材として用いました。また、画家のフェルメールは顔料としラピスラズリを使用していたようで、代表作の「真珠の耳飾りの少女」では、少女が顔にまく青いターバンに使われたそうです。

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  本書は美しい写真と簡潔明瞭な解説で、ときめく鉱物を紹介しています。ちなみオパールはこんな感じです。

オパールの特徴は、浮かび上がる虹色でしょうか。虹ができるのはちょっとした光のマジック。オパールには流状の酸化ケイ素の粒が規則正しく配列されている層があり、その層の繰り返しの長さが目に見える光の波長に近い虹色があらわれます。成分に水が含まれているため熱を加えたり乾燥させたりすると水分が失われひび割れしやすくなります。石言葉は「希望・幸福」

 極彩度7 身近さ9 硬度6(ちなみにダイヤモンドが硬度10) 10点満点

実は私の誕生石はオパールなのですが、私が最近「水が命、水が命」と言うのも、やはり水分がなくなるとひび割れてしまうからなのだと合点がいきました。あと石言葉の希望というのもリーチですね。歳をとるほど希望が必要だと思ってますので。極彩度7 身近さ9 硬度6という採点も、凡人の私にあっていると思います。鉱物おそるべし。