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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№17🎥近くて遠い惑星 水星について


【使用教材】   1980 水星1/3 - YouTube

                   

 水星は、太陽に最も近くにあるため、探査のハードルがとびぬけて高いようで水星探査機は1975年に送られたマリーナー10号  メッセンジャーの2機のみです。したがって水星を単独で取り上げた本も火星や金星に比べると全然少ないのです。そこで私は動画をあたってみました。そこで見つけたのがこの動画です。

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   まず最初に聞こえてきた八神純子の「Mrブルー」にびっくりしました。私が大学生だったころに八神純子はその透き通った声で人々を魅了していました。「みずいろの雨」や「想いでのスクリーン」が有名ですが、このMrブルーも彼女の声でより地球への愛しさを感じる好きな曲です。主題歌として使われているんですね。そしてもう一つ興味をそそられたのが、この動画で水星をわかりやすく解説してくれる若き日の松井孝典(当時・東京大学助手)博士。松井氏は現在「人類圏」という概念を提唱して地球文明論を鋭く語る一人者なのですが、先日「我関わる、ゆえに我あり」という著書を読んで大変面白かったので、若かりし頃はこんな感じだったのかと興味深くこの動画を見ました。

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 水星は謎だらけの惑星と言われています。水星は惑星の中では最も小さい星なのですが、その割には密度が高く中心核に大きな鉄の塊があると言われています。また地球同様、磁場の存在も確認されているのですが、その理由も謎といいます。また水星はその太陽の距離の近さから最高で約430度近くまで達する極熱の星ですが、太陽が永久にあたらない極地は、マイナス170度以下という寒さです。こちら氷の存在が確認されているらしいのですが、これが水の存在を意味するのか これも謎です。クレーターだらけで水星はその形成過程で、多くの微惑星が衝突してそれがおさまってからは、全く活動をしていない。いわば原始の姿のままでいるということなので、水星を探査することは、太陽系形成の過程を解明することにもつながるというわけです。我々の知らないことが多いこともあり、水星は近くて遠い また暑くて寒い こんな二面性のある極端な惑星と言えるでしょう

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 水星調査はその探査の困難さから火星や金星に較べて進んでいないのが現状ですが ここにきて日本(JAⅩA)と欧州(ESA)共同でべピコロンボ計画という名の水星探査計画が進められているとのことです。打ち上げ予定は2016年で、先ほどあげた水星の謎の解明を目指しています。探査機は2台打ち上げられJAXAは水星磁場探査機により磁場・磁気圏の観測を行い、ESAは水星表面探査機により水星表面および内部を観測するとのこと。水星の謎はどれだけ明らかになるでしょうか。