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少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

☕いのちの理科俳句(星編)

     これまで宇宙や銀河のことを勉強してきましたが、ちょっと気分転換いたしましょう。感性乏しき小生ですが、少々俳句をひねります。星にちなんだ我が一句をご紹介します。

 

  我が生を 美にいざなうや 星娘

 

 いきなり季語なしで恐縮です。星娘という言葉をどうしてもいれたく無季になりました。光輝く星をみてると、若い女性を連想してしまうのが、おやじの哀しさです。しかし星が照らし出す世界は理屈なく美しいと思います。あともう一句

 

  星ひとつ 見つけて嬉し クリスマス

 

歳を重ねるにつれてクリスマスに時めかなくなってきました。その上、夜空が曇って星が見えないと、さらに味気なくなります。古来人類は、星を神や動物などに見立て、親しみをもって接してきました。星が友である以上、ハレの日に星が見えないのは実に淋しい。と思っていたら、小さくうっすらと一点だけ見えたんです。そのときの嬉しさときたら。その星に礼を言ってルンルン気分で家に帰りました。根が単純なんですね。

しかし同じ一つの星をみても、さすが正岡子規の作品となるとぐっく深みがあります。(こちら俳句ではなく、短歌ではありますが・・)

 

   真砂なす 数ある星の 其の中に 吾に向かいて 光る星あり    子規

 

 あまた星があるのに、自分に向かって光っている星が一つもないと感じるのは、夜空に星が見えない時以上に孤独なことだと思います。学校や会社などで、時にそんな思いを感じる場合がありますね。自分や自分の仕事を気にかけてくれる人は誰もいない・・・・・ そう思っていたら気にかけてくれていた人がいた。その時の喜び・救い。結核という持病があり若い時から死を意識していた子規の孤独は、大変深いものがあったと想像します。夜空を眺めていて気になる星がみつかり、いつしかその星がまるで自分を勇気づけてくれるが如く、輝いているように感じたのだと思います。

いずれにしても、星は人に喜びをもたらす何かを持っているのは間違いないようです。

次回から又勉強に戻ります。