少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

生命の本質

№45〜58 生命の本質について まとめ

約38億年前に始まった生命の進化の物語 。 ビーグル号で世界を航海し、生命の共通性と多様性を目の当たりにしたダーウィン。 彼はこの航海で生命が共通の祖先から枝分かれして進化したことを確信した。 そして航海後23年を経て「種の起源」を発表し自然淘汰…

№58📕Lカーソンが愛した生命の環について

【使用教材】失われた森 著者 Lカーソン(編者リンダ・リア) 訳者 古草秀子 2009年7月刊 集英社 稀代のネイチャーライター レイチェル・カーソンのように生命や科学を詩情深く表現できたら、どんなに素晴らしいかと思います。著作「沈黙の春」「われらをめ…

№57📕最初の生命は結局どのように誕生したのか 

【使用教材】物質から生命へ 著者ヘンリー・ハリス 訳者長野敬+太田英彦 2003年8月刊 青土社 いったん誕生した生命がどう進化していったかは、段々と解明されてきたものの、最初の生命がどのように誕生したのかはまだ明らかにはなっていません。無機物の…

№56📕不思議な生き物なのか生き物が不思議なのか

【使用教材】不思議な生き物 著者 池田清彦 2013年4月 角川学芸出版 表紙のイラストは「トゲトゲ」というハムシの仲間です。「トゲトゲ」は捕食者から身を守るために棘をもつようになったわけですが、捕食者がいなくなると棘が不要になったのか「トゲなし…

№55📕盟友ミトコンドリアについて

【使用教材】ミトコンドリアの新常識 編者 NHKサイエンスZERO取材班 2011年4月刊 NHK出版 動植物の細胞には必ず存在する細胞小器官のミトコンドリア。その祖先は、何とバクテリアだったと言われています。古細菌と出くわしたその祖先は、何と古細菌の身体の…

№54📕共生生命体という戦略の柔軟さについて

【使用教材】共生生命体の30億年 著者 リン・マーギュリス 訳者 中村桂子 2000年8月刊 草思社 「パラサイト・イヴ」という小説があります。映画にもなったのでご存知の方もいらっしゃるかも知れません。ミトコンドリアという酸素からエネルギーを作り出し…

№53📕細胞の輪廻転生について

【使用教材】オートファジーの謎 著者 水島昇 2011年9月刊 PHP いま終活ブームのようですが、その背景には死を後ろ向きにとらえるのではなく、次なる生に継承するものとして前向きにとらえるという考えがあると思います。細胞もまたしかり。実は我々の…

№52📕タンパク質の強力な介添え役について

【 使用教材】タンパク質の一生 著者 永田和宏 2009年 岩波書店 人体の60〜70%は水ですが、次いで多いのがタンパク質で15〜20%です。この数回DNAの遺伝子やRNAの重要性についても書いてきましたが、何故重要かと言えば、それらが生命の主役タンパク質を生…

No51📕只者ではないRNAついて

【使用教材】生命のセントラルドグマ 著者 武村政春 2007年2月刊 講談社 表題にある生命のセントラルドグマとは、ずばり「DNA遺伝子の複製➡RNAに転写➡リボソームで翻訳➡タンパク質の生成」という一連の流れを指します。DNAの2重らせん構造を明らかにしたF…

№50📕二重らせん(対の美しさについて)

【使用教材】二重らせん 著者J・ワトソン 訳者 江上不二夫・中村桂子 2012年11月刊 講談社 本書は、DNAが二重らせん構造になっていることを解明しノーベル賞を受賞した科学者の記録です。著者のワトソンは自他ともに認める野心家・毒舌家で、本書では成…

№49📕生の中でDNAを考える重要性について

【使用教材】あなたの中のDNA 著者 中村桂子 1994年3月刊 ハヤカワ書房 DNAという言葉が様々な場で使われるにつれて、逆にDNAって結局なんだっけという状況もうまれてきました。恐らくDNA=遺伝子という捉え方が最もポピュラー(我社のDNAは…

№48📕進化論も進化する?について

【使用教材】眠れなくなる進化論の話 編者 矢沢サイエンスオフィス 2012年1月刊 技術評論社 19世紀半ばダーウィンが自然淘汰による進化論を発表して「なるほど生命はこのように進化したのか。目出度し目出度し」とはならないのが科学の世界のようで、その…

№47📕ダーウィンの観察眼の鋭さについて

【使用教材】ビーグル号世界周航記 著者チャールズ・ダーウィン 訳者荒川秀俊 2010年2月刊 講談社 ⛵ 井上ひさしの「作文教室」で、小学校の国語教育を批判するこんな文を見つけました。 観察する。要約する。報告する。そういう文章をうんと書かせる。わたし…

№46📕進化論 生命は皆兄弟について

【使用教材】種の起源6版 著者 チャールズ・ダーウィン 訳者 堀伸夫・堀大才2009年5月刊 朝倉書店 進化論ほど様々な議論を巻き起こし、人類に自己の存在を考えさせた理論はないでしょう。コペルニクスやガリレオが唱えた「地動説」も世を震撼させましたが…

No45📕生命誌は生命科学を超えるかについて

【使用教材】生命誌の扉をひらく 著者 中村桂子 1990年12月 哲学書房 宇宙,太陽系、地球,生命の誕生と学んできて、いよいよ生命の進化・展開にはいっていきます。最初の生命はバクテリアといわれていますが、いきなり細胞や微生物のことを学ぶ前に、生命…