少年シニア 55歳から学ぶ理科

生命のルーツを知ることは自分を知ること。生命の不思議で人生ワクワク致しましょう!

№230📕人間至上主義の誕生

お元気ですか。少年シニアです。 前回、神になろうとするホモ・デウスについて紹介しました。その昔、人類は自ら神という存在をつくりあげ、自分たちの解決できない問題や、わからないこと不条理なことは神の御心にその判断を委ねることで、心の平安と生きる…

№229📕神を目指すホモ・デウスという新種

お元気ですか。少年シニアです。ホモ・サピエンス史で、これまでの歴史とその歴史を動かしてきたエンジンを語ったノア・ハラリは次作「ホモ・デウス」で、人類の未来の予測を試みました。「デウス」は神。つまり人類の未来は、神への接近とその実現にあると…

№228📕資本主義支配は今も形を変え残る

お元気ですか 少年シニアです。「成長」を前提とする資本主義というシステムによって、つねに市場を拡大させることが帝国の最重要課題となりました。その課題を解決すべくそのシステムを誕生させた欧州の強国は、航海技術を駆使して海を渡りその覇権を「教会…

№227📕成長を前提とした資本主義の後押し

お元気ですか。少年シニアです。 欧州の世界制覇には帝国の存在と教会の連携があり、それを可能にしていたのは科学をベースとした技術であったことは前回ふれました。しかし、それだけではこのような大規模な海外への進出は困難でした。それは、資本主義とい…

№226📕欧州の支配のエンジンは科学そして技術

お元気ですか。少年シニアです。帝国(おもに欧州)と宗教(おもにキリスト教)が、むすびついて、海を渡り物理的な暴力と宗教という精神の支配によって、世界のあちこちにあった多様な文化や人々を根こそぎ崩壊させたことは前回にふれたとおりです。この動き…

№225📕人類は物語で正当化し支配する術を知った

お元気ですか。少年シニアです。前回人間だけが虚構の物語をつくり。それを信じることによって、組織を維持し人々を支配する道具として活用することを述べました。当初は小集団単位に限定された神話にとどまっていましたが、次第に宗教(主に一神教)がその…

№224📕神話という虚構を生み出した定住生活

お元気ですか。少年シニアです。前回現生人類の世界への拡散が、様々な動物(特に大型哺乳類)への絶滅につながったことを記しました。しかし、現生人類は、その後、狩猟生活から農耕と家畜をベースにした定住生活をはじめました。当初は農耕・家畜を主に生…

№223📕現生人類の誇りと罪について

お元気ですか。少年シニアです。 時々自分はホモサピエンス(現生人類)として生まれてきたことがよかったのかどうかわからなくなることがあります。近年出版された歴史書の中で一番の名著と言われている「ホモサピエンス史」を読むと、その思いがさらに大き…

№222📕魚とヒトのつながり

あけましておめでとうございます。少年シニアです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年も生命とは何か。人類とは何かを考えていきたいと思います。 昨年末、私はヒトと他の生命の違いについて考察しました。しかし、一方我々の身体を眺めると、…

№221📕なぜヒトだけが音楽を愛でるのか

お元気ですか。少年シニアです。前回、他の生命と一線を画すヒト特有の行動様式として遺伝子の自己複製の他に、コミュニケーションがもたらす快感の複製と拡散についてふれました。今回のお話しも前回の流れにそったものと考えています。 音楽を愛でるサル -…

№220📕ヒトがヒトたるものとは何か

お元気ですか、少年シニアです。今回のテーマは今私が一番模索しているものです。それは、ヒトが他の動物と異なっているところは何かということで、それがどういうところから発生し、そのことが地球の未来にどういう影響を与えるかということです。本書はそ…

№219📕人類は今後どう進化していくのか

お元気ですか。少年シニアです。「基本的な人類の進化はもう数百万年に終わった」と考える学者と「いまだに人類は進化している」と考えている学者がいることを、前回お伝えしました。 皆さんはどう思いますか、私は「人類はいまだに進化している」派です。 …

№2⒙📕人類の進化は停滞しているか加速しているか

お元気ですか。少年シニアです。約1億年前は、現生人類にとって大きな分岐点になった時代だと言われています。アフリカを出て世界へ拡散し終わったのが、約1億2千万年前、南極や太平洋の孤島以外は、ほぼ人類が住みつくようになって、独自のものづくりや…

№217📕縄文人はどこへむかったか

お元気ですか。少年シニアです。朝鮮半島から水田稲作をもたらし、青銅器・鉄器をもたらした弥生人の勢力が拡大し、縄文人と弥生人は共存はしていたものの、次第に弥生人の数は激増し狩猟採集生活をベースとする縄文人は、数を激変させました。農耕は安定し…

№216📕縄文人と共生した弥生人

お元気ですか。少年シニアです。顔がひょろ長く鼻がひくいのっぺり顔。それが弥生人の特徴であり、まさに私自身がそんな顔をしています。弥生人の最も古い時期の骨は、福岡、佐賀両県から山口県 山陰地方にかけて出土しています。平均身長は、男が163㌢、女…

№215📕縄文人のルーツについて

お元気ですか。少年シニアです。まわりを見渡すとどうもこの人のルーツは縄文人系だなとか、この人は弥生人系だなとか思うことがあります。ちなみにわたしはどうみても弥生人系でかみさんも弥生人系です。日本が縦横に長い島国ですから様々なルートで大陸か…

№214📕自滅する人類2

お元気ですか。少年シニアです。生きたものは必ずいつか絶滅する。それはある意味掟です。ただ現生人類は知能が高いので座して絶滅するということはしない。おそらく他の動物よりも、何としてでも生き延びようとするでしょう。前回も記したように地球の寿命…

№213 📕自滅する人類(その1)

お元気ですか。少年シニアです。普段自分が何気に感じていたことを専門家がずばり言ってくれると嬉しいものですよね。そんな本に出会いました。それが、下記にあげた「自滅する人類 分子生物学者が警告する100年後の地球」です。 自滅する人類-分子生物学者…

№212 脳の容量25% 身長1mたらずの賢人がつい最近まで生存していた

お元気ですか。少年シニアです。 「事実は小説より奇なり」ということばがありますが、今回は人類の歴史の常識を 覆した「ホモ・フロレシエンシス」のお話しです。ホモ・フロレシエンシスとは、一度 も他の大陸と地続きになったことのないインドネシアの東端…

№211📕意外に多様な遺伝子をもった日本人の起源

お元気ですか。少年シニアです。日本人の起源について国立博物館を中心にDNAの解析によって、5年間で明らかにしようというプロジェクトが発足したという記事が新聞に掲載されていました。これに先立つこと10年前に、このような本が発刊されていました。 DNA…

№210📕多様なアフリカの農耕へのシフト

お元気ですか。少年シニアです。前回狩猟採集生活をすてなかった地域として、オーストラリアとアフリカをあげました。ただ、厳密にいえば、アフリカでも他のエリアと比べてかなり時期的にはおくれたものの、ナイル川周辺では、近くの中近東からの影響とナイ…

№209📕農耕に興味を示さなかった豪州の先住民

お元気ですか。少年シニアです。移動を中心とした狩猟生活から定住を中心とした農耕 生活へのシフトは、人類ひいては地球の未来を大きく変えました。そしてその転換期は 最大氷河期の終わりとされる約2万年前から1万年前でした。最も早く農耕にシフトし た…

№208📕2万年~1万年前(中国 稲作への歩み)

お元気ですか。少年シニアです。 前回は我ご先祖さまの農耕までの歴史をみてきました。今回は我が祖国日本の歴史や 文化に多大な影響を与えてきた中国の状況を見ていきます。 氷河期以後 (下) ?紀元前二万年からはじまる人類史? 作者: スティーヴン・ミズン,…

№207📕約2万年前から農耕生活へ(日本編)

お元気ですか。少年シニアです。 いよいよ我々日本の2万年前から農耕が開始されるまでの状況を見ていきたいと 思います。そこには日本ならではのオリジナルな姿がありました。 氷河期以後 (下) ?紀元前二万年からはじまる人類史? 作者: スティーヴン・ミズ…

№206📕農耕・牧畜への歩み(2万年前以降の世界 アメリか大陸編)

お元気ですか。少年シニアです。 アメリカ大陸への人類の移動は最も謎にみちています。移動時期、移動ルートなど 決定的に裏付ける証拠がないのです。今回はアメリカ大陸の約2万年前から1万年 前を見てみます. 氷河期以後 (上) -紀元前二万年からはじま…

№205📕農耕・家畜への歩み(2万年前から1万年前 欧州編)

お元気ですか。少年シニアです。 農耕と家畜が最初にはじまったのが西アジアであることは前回のブログで記しました。では他の地域ではどうだったのでしょう。今回はヨーロッパの状況をみていきます。 氷河期以後 (上) -紀元前二万年からはじまる人類史- 作…

№204📕農耕・家畜への歩み(2万年前から1万年前の西アジア編)

お元気ですか。少年シニアです。 前回は、ホモサピエンスの出アフリカ(約8万年前~)から約6万年をかけて、世界 のほぼ全領域に拡散していく様子をみてきました。特に約2万年前に発生したLGM (最終氷期全盛期)はユーラシア大陸からアメリカ大陸の進…

№203📕アメリカ大陸への移動諸説

お元気ですか。少年シニアです。 今回はアメリカ大陸の祖先の話しとなりますが、当初は、単純に大氷河期(LGM) 以降、シベリアとアラスカがつながって、ベーリング海峡を廊下としてそのルートで 続々とがアメリカ大陸へ人類が入殖したと思われていました…

№202📕2万年前大氷河期が人類の移動を促した

お元気ですか。少年シニアです。 アメリカ大陸への人類の入殖の件について話をする前に、約2万年前におこった大氷結 時代について確認しておきたいと思います。 人類の足跡10万年全史 作者: スティーヴンオッペンハイマー,仲村明子 出版社/メーカー: 草思社 …

№201📕オーストラリアへの入殖の早さ

お元気ですか。少年シニアです。 ホモサピエンスの出アフリカで、私が最も驚いたのがオーストラリアの入殖が 欧州よりも約1万年以上早かったということでした。当時の海の高さが今よりも 低いということがあったとしてもインドネシアとオートスラリアが完全…